3rd Day of 2nd Term
福岡市早良区百道浜にあるコーナーズインターナショナルスクールです。
第2ターム「Aquatic(水の環境)」3日目は、私たちが普段目にすることの少ない「深海」の世界についての研究からスタートしました。
海は、深くなるにつれて光が届きにくくなり、水温や水圧などの環境も大きく変化していきます。
まずはビデオを見ながら、そんな特殊な環境で暮らす深海生物について学びました。
“Why is it so dark?”
“That fish looks strange!”
“How can it live there?”
と、普段見慣れている魚とは違う姿に、子どもたちは興味津々。
暗い深海で生きるために、それぞれの生物が独特な姿や能力を持っていることを知り、
“It has a light!”
“It has a big mouth!”
と、映像の中からさまざまな特徴を見つけていました。
同じ「海」の中でも、暮らす場所によって環境は大きく異なります。
生き物の姿をただ覚えるのではなく、
“Why does it look like that?”
と、生物の特徴とその生息環境を結び付けて考えていきました。
続いて行ったのは、「Magic Sand(魔法の砂)」を使った実験です。
見た目は普通のサラサラとした砂ですが、水の中に入れると不思議な変化が起こります。
まずは乾いた状態の砂を見て、
“It’s just sand!”
“It looks dry!”
と、子どもたちは特別なものには見えない様子。
ところが、水の中に入れてみると……
“It’s staying together!”
“It didn’t fall apart!”
と、驚きの声が上がりました。
今回使用した魔法の砂は、水をはじきやすい性質を持つよう加工された石英砂です。
一粒一粒はサラサラしているのに、水の中では砂粒の周りに空気が残るため、まとまった形を保ちやすくなります。
また、水と砂では同じ体積でも重さが異なります。
“What happens if we put it in the water?”
“Will it float?”
“Maybe it will sink!”
と予想してから水中に入れてみると、砂は底へ。
砂の方が水より密度が大きいため沈むことも、実際の動きを見ながら確認しました。
さらに、水中では砂がまとまったまま形を保ちやすいことを確認するため、先生が実際に魔法の砂を使って形を作ってみました。
その様子は、iPadのビデオモードで撮影し、Apple TVを使って大きな画面にミラーリング。
子どもたちは、先生の手元を拡大された映像でじっくりと観察しました。
“It’s staying together!”
“It’s not falling apart!”
“Look at the shape!”
と、水中でも形が崩れにくい様子に興味津々。
手元で起こる小さな変化も、大きな画面に映し出すことで、子どもたち全員が同じ現象をしっかりと確認することができました。
「サラサラの砂なのに、なぜ水の中ではまとまるの?」
「なぜ浮かずに沈むの?」
目の前の不思議な現象を映像でも確認しながら、物質の性質と水との関係について考える時間となりました。
そして、たくさん頭を使った後のお昼ご飯は、夏の風物詩「素麺(そうめん)」です!
この日は、校長先生が子どもたちのために素麺を湯がいて準備しました。
コーナーズでは、英語や科学だけでなく、食を通じて日本の季節や文化に触れることも大切にしています。
今年も、清流揖保川の軟水と上質な小麦粉から作られた「揖保乃糸 特級品(黒帯)」を使用しました。
さらに、日本一とも名高い鹿児島・唐船峡の麺つゆとともにいただきます。
鹿児島県枕崎産の鰹節を使用した風味豊かな出汁に、国産海苔を添え、夏らしい一品となりました。
冷たい素麺を前に、
“It looks delicious!”
“I love somen!”
“It’s cold!”
と、子どもたちもうれしそうな様子。
一口食べると、
“It’s yummy!”
“Cold noodles are the best in summer!”
“I want some more!”
と、笑顔いっぱいになりました。
暑い夏に冷たい素麺を食べるという日本ならではの季節感を楽しみながら、食卓でも自然に英語での会話が広がりました。
そして昼食後は、子どもたちが楽しみにしていた水を使った「Knockdown Game」です!
今回用意したのは、魚、タコ、クジラ、ホタテ、イカの5種類。
それぞれ通常の姿が描かれたターゲットですが、倒れた時の姿には、
“Uh-oh!”
“Dizzy…”
“Aww…”
“Pop!”
“Pfffft!”
と、それぞれ違った英語表現が書かれています。
ゲームを始める前に、先生と一緒にそれぞれの言葉がどんな場面や状態を表すのかを学びました。
“What does ‘dizzy’ mean?”
“It means you feel like everything is spinning!”
と、意味を確認した後はいよいよ水鉄砲を持ってスタート!
“Ready, aim, fire!”
と、水を勢いよく飛ばします。
狙った生き物が倒れると、
“Uh-oh!”
“Dizzy!”
“Pop!”
と、先ほど覚えた言葉を声に出しながら大盛り上がり!
“Mine fell down!”
“I got the octopus!”
“Try again!”
と、子どもたちは夢中になって楽しみました。
英単語をカードで覚えるだけではなく、その言葉が表す状態を実際の動きと結び付けることで、言葉の意味をより直感的に理解することができます。
「倒れた」「クラクラした」「しょんぼりした」といった場面と英語表現を結び付けながら、夏らしい水遊びを楽しみました。
そして15:00からのアフタークラブでは、「光」を使ったAquaticクラフトに挑戦しました。
今回作ったのは、海洋生物を探すマッチングゲームです。
用意したのは、同じ水槽を描いた2枚の絵。
1枚目には水槽だけが描かれ、もう1枚には同じ水槽の中にさまざまな海洋生物が描かれています。
この2枚を重ねると、一見しただけでは海洋生物の姿ははっきりと見えません。
ところが、下から光を当てると……
“Look! I can see a fish!”
“Something is hiding there!”
と、海洋生物が浮かび上がります。
子どもたちは、光を当てる位置を動かしながら、隠れている生き物を一つずつ探していきました。
そして、見つけた海洋生物を、同じ種類・同じ数の生き物が描かれた台紙と見比べながらマッチングしていきます。
“I found the octopus!”
“Where is the whale?”
“These are the same!”
と、楽しみながら観察していました。
光を当てることで、今まで見えにくかったものが見えるようになる。
このクラフトでは、光の透過を利用した仕組みを体験すると同時に、海洋生物を探し、見比べ、同じものを見つける観察力も使います。
Aquaticの世界を題材にしながら、Science、Craft、Matching Gameを一つの活動として楽しみました。
第2ターム「Aquatic」3日目は、深海生物の研究から始まり、魔法の砂を使った科学実験、夏の食文化である素麺、水を使った英語ゲーム、そして光の性質を利用したクラフトまで、さまざまな角度から「水」に触れた一日となりました。
深海生物を見て、
“How can it live there?”
魔法の砂を見て、
“Why does it stay together?”
光を当てて、
“What can you see?”
と、同じAquaticというテーマでも、そこから生まれる疑問は一つではありません。
見るだけ、聞くだけではなく、自分の目で確かめ、体験し、試してみる。
そして目の前で起きたことを英語で伝えることで、新しく覚えた言葉は単なる知識ではなく、自分の経験と結び付いた言葉になっていきます。
「ゼロからスタート、スラスラ話せるまでに!」のコーナーズでは、一つのテーマをScience、Language、Culture、Play、Craftなどさまざまな体験へと広げながら、子どもたちが「知りたい」「試したい」「伝えたい」と感じる学びの環境を大切にしています。



































































































































