2nd Day of 2nd Term
福岡市早良区百道浜にあるコーナーズインターナショナルスクールです。
第2ターム「Aquatic(水の環境)」2日目は、前日に準備した実験の観察からスタートしました。
まず確認したのは、アサリの貝殻の変化です。
前日は、海洋酸性化について学んだ後、比較のために2つの容器を用意しました。
一つにはアサリの貝殻と水を入れ、もう一つにはアサリの貝殻と米酢を入れています。
“What do you think happened?”
“Did the shell change?”
と、前日に立てた予想を思い出しながら容器を確認しました。
水に入れていた貝殻には大きな変化は見られませんでしたが、米酢に入れていた貝殻を見ると……
“Half of it is gone!”
“The shell is dissolving!”
と、子どもたちはその変化にびっくり!
わずか一日で、米酢に入れた貝殻は半分近くまで溶けていました。
貝殻の主な成分である炭酸カルシウムは、酸と反応することで少しずつ溶けていきます。
もちろん、実際の海水が米酢のような強い酸性になるわけではありません。
しかし、前日にビデオで学んだ「Ocean Acidification(海洋酸性化)」によって、海の環境が変わると貝など殻を作る生き物に影響が及ぶことを、目に見える変化を通して考えるきっかけとなりました。
“Why didn’t the shell in water change?”
“What will happen if we leave it longer?”
と、結果を見たことで、さらに新しい疑問も生まれました。
予想して、観察して、結果を比較する。
そして、その結果から新しい「Why?」を見つける。
一つの実験が次の疑問につながっていくことも、科学を学ぶ面白さの一つです。
続いては、海の中の世界をもっと身近に感じるため、ポップアップ絵本を使いました。
ページを開くと、海の中で暮らすさまざまな生き物が立体的に現れます。
平面の写真を見るだけではなく、飛び出すように作られた生き物を実際に見たり触れたりしながら、
“Look at this fish!”
“This one lives deep in the ocean!”
と、子どもたちは興味津々。
絵本の中の生き物にそっと触れたり、さまざまな角度からのぞき込んだりしながら、まるで海の中に入り込んだような感覚で楽しんでいました。
海の中では、水深や周囲の環境によって暮らしている生き物も異なります。
“It’s dark down here!”
“Why does this fish look different?”
と、立体的な海の世界を見ながら、生き物の姿や暮らしている環境にも興味を広げていきました。
そして、ここからは深海に暮らす生き物の生態を、体を使って疑似体験しました。
先生がヘッドバンドを装着し、その先に食べ物に見立てた折り紙を付けます。
子どもたちは、その「餌」を取ろうと先生に近づいていきます。
“I can get it!”
と、一生懸命に手を伸ばします。
ところが、餌を取ろうとして近づいたところで先生に捕まってしまいます!
このゲームで表現したのは、深海に暮らす「Anglerfish(アンコウ)」です。
アンコウの仲間には、頭の先にある疑似餌のような器官を使って獲物をおびき寄せるものがいます。
子どもたちは食べ物を取ろうと近づきながら、
“I got it!”
と思った瞬間に捕まってしまい、
“Oh no!”
“I got caught!”
と大盛り上がり!
「食べ物がある」と思って近づいたら、実は自分が食べられてしまう。
そんな魚の立場を、自分たちの体を使って疑似体験しました。
さらに、無事に折り紙の「食べ物」を取ることができても、当然ながら実際に食べることはできません。
“I can’t eat it!”
と、見た目だけでは、それが本当に食べられるものなのか分からないというところまで、少しユーモラスに体験しました。
そして最後は、この「Anglerfish」にちなんだクラフトです。
今回作ったのは、リール付きの釣竿!
その前に学んだのが、
“Fisherman” と “Angler”
という2つの英単語の違いです。
どちらも魚を捕る人を表す言葉ですが、“fisherman” は広く漁師や魚を捕る人を指すのに対し、“angler” は特に釣竿と釣り糸を使って魚を釣る人を表します。
“An angler uses a fishing rod.”
と、先ほど学んだ “anglerfish” という単語ともつなげながら学びました。
クラフトでは、紙コップ、ストロー、糸を組み合わせて釣竿を作ります。
ストローを回すことで糸を巻き取ることができる、簡単なリールの仕組みも付いています。
“Look! The string is getting shorter!”
“It’s like a real fishing rod!”
と、完成した釣竿を見てうれしそうな子どもたち。
作り終わった後は、さっそく魚釣りゲームに挑戦しました。
釣れた魚を落とさないように、ストローをくるくると回して糸を巻き取っていきます。
ところが途中で……
“Oh no! It fell!”
慎重に巻いていたつもりでも、魚が途中で外れてしまうこともあります。
それでも、
“I’ll try again!”
と何度も挑戦。
そして、最後まで無事に巻き上げることができると、
“I caught it!”
“I did it!”
と、とびきりの笑顔を見せてくれました。
うまくいかない時に、力加減や糸を巻く速さを変え、どうすれば魚を落とさずに釣り上げられるのかを考える。
遊びの中にも、試行錯誤しながら自分で方法を見つけていく学びがあります。
第2ターム「Aquatic」2日目は、前日の実験結果から始まり、海の立体絵本、アンコウの捕食方法を体験するゲーム、そして釣竿作りと魚釣りゲームまで、さまざまな方法で海の世界について学びました。
米酢に入れた貝殻を見て、
“Why did it change?”
と考えること。
立体絵本を見ながら、
“Why does it live there?”
と疑問を持つこと。
アンコウのゲームを通して、
“How does it catch fish?”
と、生き物の立場になって考えること。
そして、自分で作った釣竿を使って、
“How can I catch it?”
と試行錯誤すること。
この日の活動には、子どもたちが自分の目で確かめ、自分の体で感じ、うまくいかなければ方法を変えてもう一度挑戦する場面がたくさんありました。
英語も同じです。
知っている単語や表現をただ覚えるだけではなく、「伝えたい」「知りたい」「やってみたい」という場面の中で実際に使うことで、英語は子どもたち自身の言葉になっていきます。
「ゼロからスタート、スラスラ話せるまでに!」のコーナーズでは、一つの正解を覚えることだけを目的とせず、子どもたちが体験の中から疑問を見つけ、自分なりに考え、何度も試しながら答えに近づいていく学びを大切にしています。























































































































