Science Class

福岡市早良区百道浜にあるコーナーズインターナショナルスクールです。
現代の子どもたちにとって、科学的思考は「知識」ではなく「生きる力」。
「なんで?」「どうしてこうなるの?」と疑問を持つ力こそが、未来を切り拓く第一歩です。
コーナーズでは、そんな探究心を育てるために幼少期から理科実験をオールイングリッシュで取り入れています。
今回のテーマは「ゴムの弾性」と「ゴフ・ジュール効果」。ゴムの力を使って、ワクワクする5つの実験に挑戦しました!
① Gough-Joule Effect(ゴフ・ジュール効果)
導入はビデオでの観察タイム。
ゴムをお湯で温めると縮み、液体窒素で冷却すると弾性がなくなり縮まなくなる。
「ゴムってこんなに変わるの?!」と驚きながら、物質の性質や熱エネルギーとの関係に目を向けました。
理科の奥深さと面白さを感じる、視覚と言語を使った学びです。
② Balloon Stretching(風船温度の実験)
風船を一気に引き延ばすと…「あれ?あったかい?」「戻すと冷たい!」
そう、触った手で温度差を感じるという、直感的に理解できる「エネルギーと温度」のつながりに気づける実験です。
英語で “Is it hot or cold?” “Why do you think so?” とやりとりしながら、感覚と言葉を結びつけました。
③ Rubber Band Car(ゴムバックカー)
カップに通した輪ゴムに乾電池をつけ、ブルーレイディスクをタイヤ代わりに。ゴムを巻くと…勢いよく走り出す!
ここでイギリス人講師Mike先生が “If we twist it forward… which way will it go?” と質問。
「前に行くと思う!」「いや、後ろかも?」と子どもたちが自分の考えを英語で表現し始める様子に、思考の深まりを感じました。
実際に前・後ろに巻いて確かめてみると、答えが出た時の「Ah-ha!」な表情が印象的でした。
④ Rubber Launcher(ゴムカップ発射実験)
2本の輪ゴムを十字にかけたプラスチックカップを、もう1つのカップに押し込んで…手を離すとポンッ!と飛び上がる!
“Let’s launch it!” の掛け声で、子どもたちの目がキラキラ✨
弾性エネルギーと運動エネルギーの変換を、まさに体感で理解しました。
⑤ Spin Ball(スピンボール)
輪ゴムの両端にスーパーボールを貼りつけ、片方を机につけてもう片方をグルグル…
すると、ゴムのねじれが戻る力でスピン開始!
でも、それだけじゃ終わらない。回転が止まりそうになった後、逆回転!
さらにその勢いでまた逆方向に! 中には3回も方向が変わる様子を観察した子も!
“What’s happening? It’s spinning again!” と興奮した声が飛び交い、ゴムのエネルギーの複雑な動きを、目と心で理解しました。
今回の5つのアクティビティは、どれもネイティブ講師による完全英語進行。
その中で、“twist”, “shrink”, “temperature”, “energy”といった理科用語が自然と飛び交い、子どもたちは五感で言葉と現象を結びつけていきました。
「ゼロからスタート、スラスラ話せるまでに!」のコーナーズでは、「考える → 話す → 確かめる」というプロセスを通して、自発的な英語表現を増やし、科学と英語を同時に育てる、未来型のSTEAM教育を行っています。

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