4th Day of 4th Term

福岡市早良区百道浜にあるコーナーズインターナショナルスクールです。
「Experiments」がテーマの2024サマースクール!第4ターム「Earth sciences」の4日目についてお伝えいたします。 2020年度からの文部科学教育改革により、最後まで諦めずにやり抜く力や論理的思考力を駆使していく考える力が今後必要になってきています。それに加えて、コーナーズの学習定着はエビングハウスの忘却曲線の理論を実績と紐づけした独自のテキストにより効果的なタイミングで記憶に定着できるように研究しています。学習は、ただ訓練を重ねれば良いというわけではなく、機械は指示がないと動かないように、意図する目的を達成す るためには、まずプランが必要です。 リーダーになる人財にはPDCAサイクルを回せる技量が必要にはなりますが、既にプランの時点で挫ける原因は、考えずに答えを覚える詰め込み教育の代償であるとも考えられます。また、自分へのこだわりが強すぎたり、詰め込んだ知識を他者に押し付けたりすることで相手を不快にさせてしまう人にはリーダーとしての品格が備わっているとは言い難いでしょう。
本当のリーダーとは、詰め込んだ知識よりも目的に応じて論理的に物事を考える能力と相手を思いやる想像力こそが礎となり、社会では集団、個人からも信頼されることになります。
将来はリーダーになるコーナーズのお子様には、目的にたどり着くまでの改善点を見つけ出しながら、何度も試行錯誤するという論理的思考力が持てるようにカリキュラムを組んでいます。
では今回の授業の一部をご紹介させていただきます。
海洋科学は、地球の海や海洋環境に関する科学的な研究と理解を深める学問分野です。
今回、子どもたちは海洋科学について学びました。
広範囲にわたる海洋科学ですが、分類すると海洋物理学、海洋化学、海洋生物学、海洋生態学、海洋工学などに分けられています。
海洋物理学は、海水の物理的性質(温度、塩分、密度など)、海流、波、潮汐などの動きやエネルギー交換などについての研究があります。
また海洋化学では、海水の化学組成、海洋中の元素や化合物の循環、海洋の酸性化、汚染物質の分布などを研究します。その他、海洋生物学(海洋生物の分類、生態、進化、分布、行動、繁殖など、生物多様性や海洋生態系の保全も含む)、海洋地質学(海底の地形、地質構造、岩石、堆積物の性質、地震や火山活動など、プレートテクトニクスも重要)、海洋工学(海洋環境での技術的問題を解決するための工学的アプローチ、例えば、海洋構造物の設計や建設、海洋資源の開発、海底ケーブル敷設など)大変広範囲にわたる海洋科学ではありますが、私たちの生活、環境、そして地球の未来に直結する重要な学問です。誰もが気になるトピックスとして、気候変動がありますが、海洋がどのようにして地球の気候を調節し、気候変動に対してどのように反応するのか海洋科学の研究を臨んでいます。海洋についての理解を深めることで、持続可能な未来を築くための道筋を見つけることができます。
次にウォーターサイクルに焦点を当てた研究を行ないました。
ウォーターサイクルは、地球上の水がどのように循環し、変化していくかを説明する自然界のプロセスです。このサイクルは四つの主なステップから成り立っています。

  1. 蒸発(Evaporation)太陽の熱が海、川、湖、地面などにある水を温めます。水は蒸気となって空に上昇します。
  2. 凝結(Condensation)上空で冷やされた水蒸気は、水滴になって集まり、雲を形成します。
  3. 降水(Precipitation)雲がいっぱいになると、水滴が大きくなり、雨や雪、あられとして地上に降ります。
  4. 流出(Runoff) 降った雨や雪は川や湖、地下水となり、再び海に戻ったり、植物に吸収されたり、また蒸発して空に戻ったりします。

この循環は無限に続き、地球上の水の量を一定に保ちながら、さまざまな場所で水を利用できるようにしています。ウォーターサイクルは自然環境において非常に重要で、植物の成長や動物の生息、そして人々の生活に密接に関わっています。
今回は、子どもたちがウォーターサイクル、つまり水の循環をわかりかすく視覚化するためのビジュアルエイドを作成しました。
そのプロセスを図式化して視覚的に理解し、各ステップを英語で説明できるまでに研究します。
今回の研究で、子どもたちはウォーターサイクルにより、川、湖、地下水、そして土壌の水が常に補充され、植物や動物、そして人々が必要な水を安定して得ることができることを学びました。
人間が利用できる飲料水の多くは、ウォーターサイクルを通じて供給されています。川や湖の水、そして井戸水などもこのサイクルの一部です。
ウォーターサイクルが正常に機能することで、私たちの生活と自然環境は健全で保つことができます。地球上のすべての生命がこのサイクルに依存しているため、その重要性は非常に高く、それを知った子どもたちからは学びの価値観が変わった!勉強がおもしろくなりもっとやりたくなった!という喜びの声が出ていましたよ(^ ^)
お子様には、コーナーズのサマースクールにご参加いただいた体験が、これからの時代を生き抜くためのアイテムになると実感してもらえたら嬉しく存じます。 例えば、日本の社会でも、日本語が話せただけで将来的に大きな仕事を成し遂げられるというわけではありません。 それと同様にただ英語に親しむことだけに大切な乳幼児期を特化させていいものだろうかと考えます。 コーナーズでは、英語を話せるだけに留まらず、さらに上をいく「英語で議論する」「英語でプレゼンテーションをする」というようなビジネスや経営で求められる思考力も養っています。 子ども向けにただ単に英語に親しむ、楽しむということが コンセプトのインターナショナルスクールではありません ので、将来像が見えやすく、10年以上の実績の中でのお喜びの声を多数いただいています。
「ゼロからスタート、スラスラ話せるまでに!」のコーナーズでは、舞台が世界になっても、宇宙になっても、基盤となる能力、学力、思考力などをアイテムにして輝き続けるお子様を育成しています。

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