1st Day of 3rd Term

福岡市早良区百道浜にあるコーナーズインターナショナルスクールです。
第3ターム「Engineering」の初日です!
コーナーズでは、タブレットに触れ、ロボットを動かし、プログラミングをする等、STEM教育の本質ともいえる、より深い経験学習で成長し、その学んだ知識を活用し、表現できる教育を目指しています。「Engineering」とは、決して難しいことではなく、住みやすい暮らしになるように、問題を発見し自発的に解決しようとする思考力を養うことから繋がっていきます。
ところで、皆様もお子様の記憶力に驚かされることはあると思います。
それは、吸い取り紙やスポンジに例えられますが、子どもに答えを教えるとそれを記憶するので、つい詰め込み教育をやりがちになってしまうのです。
しかし、意味を伴わないパターン暗記を与えられ続けると、脳のある部分が萎縮するという説もあります。コーナーズでは、まずは、「Engineeringにはどんなものがあるだろう?」と考えます。
「table」「chair」等、自分たちなりの答えを見つけると、その作られたものの原料調べをしました。「wood」「plastic」「metal」「rock」と答える子どもたち、ではどのようにして作っていったのだろう…と積み木を重ねていきます。
それぞれが自分自身で考えながら積み上げ、そこには目的があります。
コーナーズでは、講師が上からやり方と答えを教えることよりも、子どもを観察して、高い学力と目的に邁進するマインドを育てる教育を心掛けています。
それには、英語を理解し、説明出来る能力プラス、困難を乗り越えようとすることで真の学力と論理的思考力、さらにやり遂げようとすることで非認知能力を鍛えるからこそ、コーナーズの卒業生の学力はグングン伸びるのです。
さあ!積み木は最高何段まで、積みあがったのでしょうか?
すると、イギリス人講師Mike先生も驚きの子どもたちの発想が展開されます。あるお子様は「木で挟んで立てたらどうだろう?」また、あるお子様は「2個ずつ立てていったらどうだろう?」と積み重ねました。
しかし、うまくいかず…。なんと前回学習したハニカム構造について、理解をしていたお子様がいました。「筒を立てると物を置ける」「横に倒すと置けない」「四角柱も立てると置ける」「三角柱の場合は横に倒すと置くこと自体ができない」「2つの三角柱に橋を渡すと置くことができる」
その結果、形を組み合わせることで強いものを作ることができるという答えが、子どもたちの経験の中から生まれました。
そして、福岡ドームの屋根の形が三角の組み合わせであることや、発泡スチロールを重ね合わせて組んでいくことで得られる効果についてなど、住みやすい暮らしになるようなアイデアが身近にあることを英語でディスカッションしました。
それから、形に着目し、学ぶを深くするために、ストローと粘土での平面から立体になる構造を経験しました。
さらに、紙飛行機の形の研究をし、角度を考えながら立体化することにより、飛行距離や時間、重心や折の構造について考えました。  
一説には、イギリス人エンジニアが、折り紙に切り込みを入れて作った七夕飾りからヒントを得て、ハニカムコア(Honeycomb Core)を開発したと言われており、折の構造の世界にも技術開発が進んでいますので、コーナーズの子どもたちの未来が楽しみです。
「ゼロからスタート、スラスラ話せるまでに!」のコーナーズでは、今週からの第3ターム学びの姿を引き継ぎアップして参ります。お楽しみにご覧頂きますよう、宜しくお願い申し上げます。

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