4th Day of 4th Term

福岡市早良区百道浜にあるコーナーズインターナショナルスクールです。
第4ターム「Into The Future」の4日目は、理科の実験を通して未来の科学技術の可能性を探る一日となりました。
午前中は、ホフマン型電解装置を使った「水の電気分解」の実験に挑戦しました。中学校では水酸化ナトリウムを使うことが多いのですが、今回はより安全な炭酸水素ナトリウム水溶液を用いることで、安心して観察することができました。
イギリス人講師のMike先生が、実際に電流を流すと、水素と酸素の気体が発生!
“Look! Bubbles on both sides!”
と発見を声にする子どもたちは目を輝かせていました。水が電気によって分解される瞬間を間近で観察することで、化学変化を「知識」だけではなく「体験」として深く理解することができたのです。
午後からは、さらに発展して「電気分解ロケット」の実験に挑戦です。
ロケットの内部には小さな電解装置が組み込まれており、発生した水素が内部に溜まります。そこにスパークを起こすと…
一瞬で燃焼反応が起こり、ロケットが一気に発射!
“Wow! It’s so fast!”
“I want to try it!”
と教室中が大盛り上がりになりました。
子どもたちは、ただ「飛んだ!」と喜ぶだけでなく、
“The gas makes it move!”
と気づく姿もあり、電気エネルギーから化学反応、そして運動エネルギーへと変換されるプロセスを自然に理解していました。
水の電気分解やロケット発射の実験は、単なる知識習得ではなく「なぜ?」「どうして?」と問いかけ、自ら考える力を育てる大切な機会となり、この日の活動を通して、子どもたちはSTEM学習の醍醐味を存分に体験しました。
「ゼロからスタート、スラスラ話せるまでに!」のコーナーズでは、科学的な現象を実際に体験しながら学びを深め、子どもたちの論理的思考力・問題解決能力・表現力を育てています。外国人講師と共に過ごすオールイングリッシュの環境の中で、探究心を英語で表現する経験を重ねることが、未来を切り拓く人材を育てる真の英語英才教育へとつながっています。

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